■ 5歳でも知っていることを伝える力はある

「ここ降りなきゃいけないのに、ママ降りてないんだよー。だから、家帰ったら怒ってね。」

ぼくが自転車に乗せて、幼稚園に連れて行ったとき、必ずこんな会話を息子としています。

 

我が家では、去年からこども乗せ自転車にお世話になっています。

前にもうすぐ2歳になる娘を、後ろに5歳になる息子を乗せて。

ふだんは、ぼくは仕事なので幼稚園送迎はできません。

ただ、交通量の多い道を通るので、より安全に移動できるように、

使い始めに家族みんなでロケハンに向かい、

当時4歳の息子と嫁に、口うるさくいろいろ伝えました。

 

「ここは危ないから絶対スピード出さないでほしい」

「バランスとれないなら、支えるの重いだろうけど、降りて手押ししてほしい」

「曲がり角気をつけて、信号守ってね」

 

気づけば息子が監視して、嫁が注意される、という構図に。

危ないところには、標識があったりするので、その標識を説明すると、

それが正しい、守らなきゃダメだと、息子はマジメに思ってくれたみたい。

 

あ、でも嫁を批判してるわけではないんです。

結果的に事故もないし、まわりの歩行者に迷惑もかけてなさそうだし、

彼女は彼女なりに、いろんなことを考えながら、安全に移動しているはず。

だから、一旦はそれでオッケー!

 

大事なことは、知っていること。

「どこが、何が、危険かを知っている」

「自分が、何をしたら、ダメかを知っている」

 

知らない人には、気づいた人が声をかけられるような社会であればいいな。

ぼくも知らないことがたくさんあるので、いろんな人に助けてもらっています。

 

「知らなかったことを知ることができる」

「知っていることを伝えることができる」

そんな当たり前のことを、こどもと接しながらよく考えています。

 

2018年9月1日

専務理事 大野祐一