□ もう待てない。動きたい。手伝ってほしい。

ボランティアの定義の続きを書く予定にしていたけれど、この記事を目にした以上は書かずにはいられなくなった。

ずっとずっと日常の移動手段で気になっていたから、何とかしようとNPO法人を立ち上げました。
でも、資金もないし、まだ人さえも十分じゃないから、さてどうやってすすめようかと思っていた矢先、こんな悲しい事故を知ってしまいました。

もう準備を完璧にしてから支援者を募るよりも、みんなに手伝ってもらいながら進めよう。そう決めました。

 

特別で非常識なママの話ではない

 

わたしが母として尊敬してやまない男児双子ママが、この記事をシェアしていた。
シェアしながら、そのママは悲しんでいた。

 

【朝日新聞】抱っこで自転車、悲劇生んだ 子ども死亡、母を書類送検

 

子をもつ同じ母として、わたしも悔やんでも悔やみきれない。
他人事じゃない。
こうするしか日常を乗り切られなかったんだろうな。

子どもが複数いたり、仕事があって時間に余裕がなかったり。
このような乗り方は、日本全国どこでも見らえる光景で、もしかしたら自分にも同じような事が起こり得るかもしれない。

子ども達の安全を願うからこそ「あんな危ない乗り方をして」と批判したくなる気持ちも分からなくもない。

でも、それだけじゃ本当に子ども達の安全は守れないとおもう。

「なぜそうなったんだろう?」「そうするしかなかったんだろう?」って、あと一歩、そこに意識が向けられたら同じような事故は防げるようになるかもしれない。

アイデアがある人、知識がある人、資源がある人、みんなで考えて進むことはできないのだろうか。

もっともっと、それぞれ生活者のニーズに応じた自転車があったらいいのに、どうしてこんなに法律の壁が複雑に張り巡らされているのだろう。

規則でがんじがらめにしても、何もかわらないと思う。
道路交通法は、人が安全に暮らせるよう、あれこれ想定してつくってくれたものだとおもうけれど、あまりにも今の時代に合っていないんじゃないかと歯痒くおもう。

この先へ進みたいのに、いろんな制約がありすぎて、豊かな生活へ進むアイデアさえ消されてしまう。

 

乗る人の安全へ意識の向上はもちろん大切よ。
ここができてなければ、どんなに作り手が安全に配慮したモノづくりをしても
まったく意味をなさないもの。

でも、それだけじゃないよね。
これだけ普及した自転車なのに、それぞれの用途に応じたデザインになってないことがつらい。

もっと多様で柔軟なデザインがうまれるような文化をつくりたい。
そして、カタチにできる力として日本に技術力を取り戻したい。
多様なデザインがうまれるよう、法整備の面からも訴えていきたい。
使えるような環境整備へも意識を向けたい。

 

 

どうしたらいいんだろう。
みんな手伝ってくれないかな?
わたし一人ではほんとに無理やねん。
もがいても、かわらないねん。
だから手伝ってほしいんです。

もう、こんなこと繰り返させたくないねん。
なにからはじめたら、みんなが手伝いに入ってくれやすいんだろう。
本気で「日常使いの自転車文化を一緒にかえていこうよ」って人に集まって欲しいねん。

6才未満の子どもを乗せる自転車だけでなく、

6才以上の子どもで自転車の送迎を必要とする家庭や、

3人の子どもがいるママの苦労が解決できる自転車を走らせてあげたいだけやねん。

そして、その自転車を、モノづくりが空洞化してしまった日本でつくりたいねん。

多様な自転車をちゃんとメンテナンスできる店舗を応援したいねん。

誰かがしてくれるのを待つのじゃなくて、自分たちの力で新しい文化を創り上げたいねん。

待っててもなにも変わらない。

わたしたちは、私たちが何に不便を感じているのかを知っているから

わたしたちから変えていける。

 

 

 

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2018年9月18日

中原 美智子

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