□「傾聴講座」幼稚園で開催しました  @大阪市内  (2020.1.27)

傾聴講座の様子

2020年1月27日、大阪市内にある某幼稚園で保護者向けの講座をしました。当日に向けた打ち合わせ及び準備をしていただいた保護者会のみなさま、本当にありがとうございました。講座内容は、『つなげるピアサポ』で扱っている「傾聴」をテーマに実施しました。

 

□ コミュニケーションの「くせ」を知ってもらう

まずは、参加者のみなさんの緊張をほぐすための、お名前リズムゲーム。手をパチパチ、足をトントン、自分の番で名前を言う。文字にしたら簡単そうに見えて、意外と脳トレになるのでは?と思うゲーム。ただ単に、参加者同士の自己紹介しても名前覚えられないし、そもそもわたしが「いきなり振られる自己紹介が苦手」で、なにかリラックスできるものがないかなぁと思い立ち、家にいた小3双子にも協力してもらって考案しました!

お名前リズムゲーム

「傾聴」を話し始める前に、『アサーティブチェック』という自己表現の特徴を知るためのツールを使って、その回答結果から参加者自身がどんなシーンで自己表現しやすくて、どのような場合に自己表現を控えやすいのかを、見てもらいました。チェックの結果は得点という数値で表されますが、数値が低いからダメ、高いから素晴らしいということではなくて、あくまでも自分の特徴をしっかり理解したうえで、家族や友人・職場などでコミュニケーションをしていくことも大切だよねというメッセージを送りました。

アサーティブチェック

その後は、「傾聴」スキルの紹介。多くの方は、すでに「傾聴」という言葉に触れたことがある人ばかりだったので、文献的な固い話はさらっと流して、中原と大野で、ママと子どもの役割を演じる寸劇を披露しました!(笑)

 

「ねーお母さん聞いて、幼稚園でめっちゃ楽しかってん」

「なになに?なにが楽しかった?(台所で作業しながら)」

「えっとな、うまく言われへんねんけど、とりあえずめっちゃ楽しかってん」

「へーそうなん?それでそれで?(何かしながら)」

「だから、いまからそれしようや!」

「いいよいいよ、どーやってやるん?(顔は笑顔)」

「やっぱ、いいわ。お母さん忙しそうやし。」

 

たぶんこんな流れ(再現不可です)の会話を披露しました。動画でもイラストでもないので、伝わりにくくいですが、「傾聴」スキルとしてよく言われることがあります。『あいづち』『オウム返し』などなど。この寸劇をしている中でも、そのスキルは散りばめられています。ただ、最終的には「忙しそうだからいいよ」という言葉で終了してしまいます。この子どもの心境としては、「お母さん忙しくて全然聞いてくれへん」となっています。わたしたち自身もこういうシーンを家の中で作ってしまうことがあります。

たぶん寸劇披露中(笑)

 

□ 1日の数分だけでも子どもと向き合う時間

毎日毎時間ずっと「傾聴」の姿勢を、職場や家庭内で保つのはとても大変です。何かしながら、人の話を聞くことは難しいです。だけど、いまこれやらなきゃいけない、というものたくさんあります。子どもとコミュニケーションがちゃんと取れてないな、とネガティブな考えになればなるほど、育児への不安が高まります。けれど、それはきっとあなただけではありません。

講座の中で伝えたのは、「1日の数分だけでいいから子どもとゆっくり向き合う時間を作れればいいですよね」ということです。自分自身も「こどもが楽しそうでよかったな」、こどもたちも「お母さんがいっしょに遊んでくれてうれしいな」という時間が、1日に1回あるだけで、親子のコミュニケーションや関係性はよくなっていくものだと思います。

まじって会話もしました

 

□ 理屈+体験 を 成長 ・活躍 に変換

NPO法人つなげるは、「お出かけ」「親子」「喜び」というキーワードのもと、「人と人とが支援し、成長・活躍できる」コンテンツを提供しています。ピアサポ事業では、大人向けにロールプレイング重視の学べる講座を開催し、その講座で学んだことを活かせる機会提供も行っています。マップづくりクラブ事業では、子ども向けに遊びながら学べる工作教室を開催し、そこで気づいたことを日常生活で活かせるテーマで活動を行っています。

「こうあるべきだ」という理屈ばかりではなくて、「実際はこんなこともあるけど、そんなときはどうすればいいのかな」というつっこんだ内容も、講座や教室に参加していただくいろいろな方々とコミュニケーションをしっかりとっていきながら、考えていきます。

大人も子供も、自分の世界・環境に閉じこもりがちになるのではなくて、自己表現を相手にぶつけながら、相手の表現もしっかりと受け止めて、自分自身を成長させ、活躍の場を広げていってもらいやすい社会づくりに、わたしたちNPO法人つなげるは貢献していきます。