【ピアサポ紹介#1】絶望していた双子育児 Mioさん

わたしたちの仲間になってくれた「つなげるピアサポーターさん」をご紹介していくシリーズです!

つなげるピアサポさんが活動する場は「ふたごのへや」「ふたごのいえ」「おしゃべりのへや」「ふたご相談室」などがあり、ふたごピアとしてサポート活動をしてくれています。また、それとは別に、ご自身で地域多胎サークルを運営されていらしゃる方もいます。

つなげるピアサポさんそれぞれの個性をもって新しい双子育児支援の方法がないか、わたしたちは一緒に考えながら進んでいます。

 

 

Mioさんの印象

「自分が辛かった経験は、もう繰り返したくない。」

見た目の柔らかさとは真逆に、強いメッセージ性をもったママです。

「こんなサービスがあれば子育てがしやすくなるかも!」とアイデアが浮かんだから、まず行動してみるのがMioさんの素敵なところ。

はちゃめちゃっぷりも切り開いていく上では必要な力だとおもうし、他者を思いやる気持ちもすばらしい。

オンライン上で全国つながる「つなげるピアサポーター」さんや、自主地域サークル「SwingRing(スイリン)~ふたご応援プロジェクト」の代表さんとして、強みを活かしてもらえたらとおもいます。

では、彼女からのメッセージをご紹介します!

 

SwingRing~ふたご応援プロジェクト~代表のMioさん

 

私のふたご育児は、辛く苦しいものでした。
あの頃、私は本当に辛かった。
仲間がいなくて孤独で、
一人っ子のママのように手をかけてあげられなくて自己嫌悪で、励ましの言葉さえ、苦しかった。
自分以外の全てが幸せそうに見えて、夫への怒りを子どもへの怒りに変えて、まだ1歳の何もわからない娘たちに怒鳴り散らして、何よりそんな自分に絶望していたあの想いを、もう他の誰にもしてほしくない。
その想いだけで、今ここに立っています。
それはきっと、自分が娘たちにしてきたことの贖罪でもあるような気がします。

 

 

いま多胎支援の活動をしていること

 

東京都立川市を拠点とした多胎支援団体、「SwingRing~ふたご応援プロジェクト」代表のMioです。
SwingRingは「すいりん」と読みますが、高確率で「すうぃんぐりんぐさん」と呼ばれます(笑)

私たちの団体は今年度、立川市と協働で多胎支援を進めていくことになりました。
今年度の事業は全部で3つ。
①多胎向けプレファミリー教室の「ふたごちゃんを迎えるためのファミリー講座」
②ふたご・みつごちゃんのママパパ同士の交流会「ふたごと家族のおしゃべり会」
③多胎フェス「ふたごキャラバン」
この3つが「三本の矢」のような仕組みになっています。
「多胎家庭を孤立させない」よう、それぞれは独立した試みながらも、継続した1つの流れになっているのです。

【ファミリー講座】で妊娠期から先輩ママパパや行政と「つながる」
【おしゃべり会】でピアサポーターや仲間と「つながる」
【ふたごキャラバン】で様々な人に多胎家庭の現状を知ってもらい、地域と「つながる」

全てが揃って初めて、折れない矢のように強い支援になるのだと考えています。

 

この取り組みを実現するまでは、とても長い道のりをゆっくりと歩いてきたように思います。
1年目、一人でこの団体を立ち上げ、ゆるーく開催していましたが、場所の確保や資金繰りにとても苦労しました。
2年目に仲間が「私でよければ手伝うよ」と言ってくれ、スタッフが3名加わりました。中原さんと出会ったのもこの頃です。
3年目に子ども家庭支援センターさんが「市の協力団体として一緒にやりましょう」と言ってくれるようになりました。
社会福祉協議会さんへの登録もこの頃です。
4年目にあの衝撃的な「豊田市三つ子次男虐待死事件」が起きました。そして立ち上がった近隣市区町村のサークルさんと繋がることができました。
その後は「疾風のごとく」でした。

 

そして、少しずつ支援を提供できるようになった私たちの団体が次に目指すものは、「ボランティアはあなたたちが好きでやっていることなのだから無償であるべき、という価値観を変える」ということです。
支援には「支援制度と支援をする人」そして「ピアサポーター」が必要です。
行政ではカバーできない「ピア」の部分は私たちが担うことになります。
それは、好きでやっていることであると同時に「絶対に必要なこと」です。
私は今、仕事と家事をしながら1日6時間ほどをこの活動に費やしています。
寝る時間が深夜2時を過ぎることもザラです。
辛いなと思うことも正直あります。
そこに報酬が一切ないことに挫けそうになることもあります。
「じゃあ、やらなければいいじゃん」と思うときもあります。
けれどその度に「でもこれは命を救うために絶対に必要なことだから」と思い直します。
「無償の活動」は、家族の理解を得ることも大変です。
夫も子ども達も基本的に理解してくれていますが、家事がおろそかになったり朝寝坊をして夫と険悪になったり、ふたごから「ママはパソコンばっかりやっている」「さみしい」と言われてしまうこともあります。
今は私が頑張れる。
でも、無償ボランティアのままでは、支援がいつ途切れてもおかしくない。
私たちスタッフの子どもはどんどん大きくなり、生きた情報を獲得しにくくなる。
医療も、ベビーカーも、育児グッズも、どんどん進化していくのに、私たちが古い情報のままではお役に立てなくなる。
継続性を持つためには、スタッフがそれ相応の対価をもらえるようにして、次につなげたいのです。

 

「ボランティアは好きでやっていることなのだから、無償でやるべき」という考え方を否定はしません。
そう思っていらっしゃる方から、お叱りの言葉をもらったこともあります。
でも「私たちは」その価値観を変えたいのです。

今はまだ、その方法を模索していて、ゴールは見えません。
でも、そこにたどり着くための活動はこれからも続けていきたいと思います。

SwingRing~ふたご応援プロジェクト~
代表 Mio

 

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