■ 伝える時間がかかるのは当たり前!?
2018.09.12
「当たり前」 : だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。また、そのさま。
前回、ぼくのブログで最後に何気なく使った言葉です。
当たり前だと思っていることができていないと、怒ります。
当たり前ではないことをしてもらえると、うれしくなります。
当たり前のことをしているだけでは、感動をあたえられません。
この3つの文章、言葉足らずなのかもしれません。
自分にとって、当たり前だと思っていることができていないと、怒ります。
自分にとって、当たり前ではないことをしてもらえると、うれしくなります。
相手にとって、当たり前のことをしているだけでは、感動をあたえられません。
自分と相手の「当たり前」って必ずしも一致しているのでしょうか。
自分の子供たちと接するときを思い返すと、一致していないことだらけです。
食べ終わるまで立ち歩かない、出したら片付ける、帰ってきたら手を洗う、とかとか。
「毎日言っているのになんでわからへんねん」
「いつになったらそれできるようになんの」
1回言っただけでは、できない・わからない、のは子育てにおいてはよくありますよね。
そもそも毎日言い続けても、変わらないから、イライラたまってくるんですよね。
相手が大人になると、その人の過去も現在の環境も、自分とは違うことが多くて、
いきなり同じ未来を見て、動き出せるなんて、奇跡に近いですよね。
でも、こうなったらいいな、っていうことを、みんなで実現させたいんですよね。
だからこそ、伝える時間を惜しんではいけないなと強く思います。
NPO法人つなげるで、やっていきたいこと・伝えたいこと、整理中です。
「ぼくたちの当たり前(=世界観)は、こうです」
「こんなこと、やっていきたいんです」
ことあるごとに、いろいろな手段で伝え続けていきます。
伝える活動が当たり前になるように。
いまのぼくとNPO法人つなげるにとって、不一致なことです。
がんばります。
2018年9月12日
専務理事 大野祐一