NPO法人つなげる

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■ 伝える時間がかかるのは当たり前!?

「当たり前」 : だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。また、そのさま。

前回、ぼくのブログで最後に何気なく使った言葉です。

 

当たり前だと思っていることができていないと、怒ります。

当たり前ではないことをしてもらえると、うれしくなります。

当たり前のことをしているだけでは、感動をあたえられません。

 

この3つの文章、言葉足らずなのかもしれません。

 

自分にとって、当たり前だと思っていることができていないと、怒ります。

自分にとって、当たり前ではないことをしてもらえると、うれしくなります。

相手にとって、当たり前のことをしているだけでは、感動をあたえられません。

 

自分と相手の「当たり前」って必ずしも一致しているのでしょうか。

自分の子供たちと接するときを思い返すと、一致していないことだらけです。

食べ終わるまで立ち歩かない、出したら片付ける、帰ってきたら手を洗う、とかとか。

 

「毎日言っているのになんでわからへんねん」

「いつになったらそれできるようになんの」

 

1回言っただけでは、できない・わからない、のは子育てにおいてはよくありますよね。

そもそも毎日言い続けても、変わらないから、イライラたまってくるんですよね。

 

相手が大人になると、その人の過去も現在の環境も、自分とは違うことが多くて、

いきなり同じ未来を見て、動き出せるなんて、奇跡に近いですよね。

でも、こうなったらいいな、っていうことを、みんなで実現させたいんですよね。

 

だからこそ、伝える時間を惜しんではいけないなと強く思います。

 

NPO法人つなげるで、やっていきたいこと・伝えたいこと、整理中です。

「ぼくたちの当たり前(=世界観)は、こうです」

「こんなこと、やっていきたいんです」

ことあるごとに、いろいろな手段で伝え続けていきます。

 

伝える活動が当たり前になるように。

いまのぼくとNPO法人つなげるにとって、不一致なことです。

がんばります。

 

2018年9月12日

専務理事 大野祐一