【大阪多胎プロジェクト2022】ピアサポエッセイ「双子ママとの繋がりに救われました」りんな
2022.07.19
NPO法人つなげるでは、大阪府の令和4年度「NPO等活動支援による社会課題解決事業」として、『コロナ禍の多胎妊産婦支援 – 大阪650組の双子や多胎児ママパパをつなげるプロジェクト -』を実施します。
このプロジェクトは、『育児を、みんなで育てよう』を合言葉に、双子や三つ子などの「多胎児」の妊婦さんや子育て中のママパパ、養育される方々の“孤育て”を防ぎ、「つながりづくり」「情報提供」をサポートしていくものです。
プロジェクトの柱は3つ。
①オンライン交流ひろばの運営
②多胎プレパパママ教室および両親学級の開催(オンライン)
③多胎ピアサポーターの養成
今回のエッセイは、③多胎ピアサポーターの養成 にまつわるものです。
「双子ママとの繋がりに救われました」
転勤先の東京で、親族も友達もいなく孤独な双子妊娠、出産~育児を経験しました。
初産なので、赤ちゃんのことが右も左も分からない私に突如現れた2人の赤ちゃん。
同時泣き、同時吐き、エレベーターなしの3階。。
未熟児だったので生まれた病院への通院をしなくてはならず、電車の乗り換え3回、その後バスとタクシーに双子ベビーカーを断られ(縦型も横型も)、徒歩30分、坂道も登っていました。。
雨の日は合羽や傘でもどこかしらずぶ濡れで…
そんな境遇の私を救ってくれたのが、双子ママ達でした。
初めてあったのに、初めてじゃない親近感で、辛さが一気に噴き出し、大泣きしたのを今でも覚えています。
共感しあえる場所の大切さをそこで改めて実感しました。
救われました。
今私の双子は4歳です。
私が受けた優しさや思いやりを、今困っている双子ママや今話を聞いてほしい双子ママに、少しでも恩返しできたらとピアサポ養成講座を受けました。
ピアサポになると、全国の素敵なピアサポさんと繋がることができ、ポジティブパワーと優しさパワーを受け、日々本当に勉強、励みになります。
まだまだ新米で臆病者の私ですが、私にできる支援を探りながら、救われる場所を広げていけたらと思います。
双子ママの繋がりは宝物!
つなげるピアサポーター りんな
(4歳双子)