NPO法人つなげる

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2万本は発送できました。1万8千本はお届け先決定。のこりは1万本。

つなげるの中原です。SNSでは「液体ミルクとどいたよー」とUPしてくれているママがいるので、みなさんの投稿をみせてもらっています。

ご自身の言葉でなにが助かるのかを伝えてくれるので、わたしたちがこの寄付をいただいたときに「こんな家庭へ」「こんなシーンで」「こんなママに」とイメージしていたことが、現実化しています。だから、ちょっと大変だけどやってよかったねぇと仲間内で話しています。(日曜はお手伝いしてくれた方がいました。ありがとう!普段は2名態勢です)

すでに3万8千本はお申込みいただいています。

うち、2万本はこの4日間で発送済みです。7800本は20日発送し、のこりはグリコさんからの到着をまっています。

これは本日ミルクが届いたときのお写真2枚です。

さすがにおもかったー

 

<お知らせ>

2千本近く、確認が取れない事項があるため発送できずにとまっています。
申込された方で、届いていない場合はお申込み時に入力されたmailアドレスをご確認ください。
こちらから確認mailをしております。

 

きっかけはコロナ

 

4月初旬にアンケートをとり、その中で明らかになった声。

まさか、ふたご分を購入したら買占めだといわれると思わなかったし、購入制限があり小さな双子をつれてお店をはしごしなくちゃならなかったり。

ネットでさえ購入制限がかかった商品もあったようです。

手をかりなくちゃまわらない双子家庭ですが、そのサポートをうけられなくなったことも多く耳にしました。

せめて手伝いにいけなくても、まず心の安定をと願い、9時間開けっ放しのホットラインをスタート。

つぎに、ちょっとでも休んでねのメッセージが込められた、みなさんから購入いただいた離乳食の物資提供。

そのつぎは、子ども達との時間を楽しめる時間にねと、絵本が追加されました。

そして今、グリコさんからのアイクレオ液体ミルクの寄付の配布です。

 

液体ミルクの何がいいかというと、やっぱり夜中の授乳じゃないでしょうか。

眠いなか、粉ミルクを何さじいれたか分からなくなったりしたこともありました。

お湯の温度を確認・調整するのもしんどかったなぁ。だって、2本だもんなぁ・・・

だから、コロナ禍でなにかとストレスがギュギュっとあるいま、ちょっとでも楽になってほしいなぁ、ちょっとでも寝る時間を確保してストレスを解消してくれたらなぁという願いが根っこにあります。

賞味期限が6月6日までと短いのですが、たった数日でも夜中の授乳を楽にしてほしいとおもいました。

他にもね、いろいろと理由があるんですよ。

買占めがいわれたりしたので、ちょっとでも補充につかてほしいなぁとか

調乳が楽なので、人に頼みやすい。いまなら在宅になったパパにちょっとお願いっていいやすんじゃないかなっておもったり。

あと、やっぱり経済的な不安もあるよね。仕事が減るなか、ミルクはどんどんなくなっていくので、少しでも何かの足しになってくれたらなぁって。

コロナころなコロナ。

コロナがきっかけで、わたしたち団体もいろいろな取り組みをしているけれど、これらすべては「これまでからくすぶっていた問題」なんですよね。

くすぶっていたからこそ、無視はできないなっておもったし、いまだからこそ解決にむけてうごくんだと決めています。

 

ちょっと話せたママやご家族さんとのエピソード

 

1ヶ月をすぎた双子のあかちゃんのご家族さんが引取にきてくれました。

こちらから、「何セットにいたしましょうか?」とたずねると、「1回の授乳が120CCで双子なんです。1日6回だから・・・・」という会話になりました。

結局、双子だと1セット(125ml×12本)が一日でなくなる計算です。

引取にきてくださったので30セットお渡ししましたよ。賞味期限内でちょうどそれくらいです。

 

6ヶ月を過ぎた双子ちゃんを抱えるご家族さんへは、「1回で200ccは飲んじゃうかな?」ってたずねると、「そうなんです。すぐに大缶が空っぽになるから大変なんです」というコメントがかえってきます。

そうなんだよね。あの沢山ある粉ミルクがみるみるなくなっていく。ミルクは節約しようと、薄めて飲ませることはしちゃいけないので、当たり前だけど飲む量が増えればそれだけ消費量も増えていく。

紙おむつもどんどんなくなるし、ミルクもぐんぐん飲んじゃうし、お金がかかるからとても大変だったのを思い出します。(わがやは途中からミルクを飲まなくなったので母乳になったし、紙おむつは痒がったので布おむつと半々でつかい分けました。)

 

あるママからは、ひさしぶりに人と話しました。それに、この子(いっしょに来た上の子)は、2ヶ月ぶりに人と話したんですよ。下の子をつれてウロウロできないから、ずっとひきこもっていました。と、はなされていました。

つらいよね。だれとも喋らない生活は本当にしんどい。もっとホットラインを気軽に立ち寄れる場所にしたいなとおもいました。

 

コロナ禍で近くではなしたりしづらいから、そんなに色々会話ができるわけではないですが、それでも短時間にいろんなこまったこと、いま置かれている現状を教えてもらいました。

こうやって、つながった方の声で深刻な内容だったらすぐに動けるけれど繋がっていない人のほうが多いので、分かってはいたけれど、SNSがこれだけ発達しても届かない人には届かないんだとつくづくおもいました。実際に会う、話す、会いに行けるという関係性がある支援者さんが、こんなときこそ日々の活動が結果を出すんだろうな。だから、その支援者さんに情報を届けられるようにしなくちゃ何も始まらないんだ。

 

あーなにをいいたいんだろう。おつかれがでてきました。(夜中に投稿しています)

20日は午前中ピアサポ講座の講師をして、みなさんと楽しんできます。

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(5月は満席です。6月受講募集中。いっしょに多胎育児の環境をととのえる活動をしませんか?)

 

そのあとは、箱詰めがんばってきますね。届くのを楽しみにしていてください!

 

 

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