【#非当事者から見える景色】手を差し伸べるだけじゃなくて、穴埋めもするのが、ぼくたちのこだわり
2021.08.27
今月(2021.8)から、コングラント株式会社が提供する『congrant next』というサービスを使い、NPO法人つなげるのファンドレイジングを考えることをスタートさせています。最初に顔合わせをしてから、すでに3回目のセッションを終えました。
やっぱり自分たちだけで考えるよりも、第三者目線で質問されたり・整理してもらえることの貴重さ・重要さを実感できているところです。なんとか、次年度(10月)からは、具体的なアクションをしながら、安定的な財源確保ができるような団体になれればなと思うばかりです。
そんなセッションの中で、「私たちが大切にしていること・こだわり」という質問項目がありました。2つの回答をしました。
一つ目は、穴に落ちた(=問題を抱えている)人を、穴から助ける(=問題をクリアする)だけではなく、その穴自体を埋める(=問題をなくす)ことまでをすること。二つ目は、支援を得て自立するというICF(国際生活機能分類)の考え方。この2つが自分たちのこだわりだと、セオリーオブチェンジ制作を通して、明確化できています。
去年までの活動でこれらのことが意識できていないわけではないのですが、今後はより意識して、いろんな活動が数珠つなぎになればなと。
多胎育児環境が良くなるように、多胎支援活動がいろんな人・団体に支えられるように、子育て自体がより成長していくように、命の誕生を当たり前に喜べる社会になるように。どんな小さな活動だと思えても、それ自体が誰かの穴をふさぐこと・支援を得た自立を促すことにつながっていると信じて、ひとつひとつを積み上げていきます。
この文章を読んでいる方も、ぜひお力貸してください。どうぞよろしくお願いします。