【#非当事者から見える景色】広く見れば仲間、せまく考えると好敵手
2021.10.22
運動会の徒競走で順位をつけない学校があるみたいですね。いつからそういうことがあるのか記憶が定かではないですが、反対派です。順位をつけない理由として、「ひとりひとりがんばる姿を大切にしたい」とか、「平等を重んじているから」とか、みたいです。(なんか少し調べると、ひろゆきさんが直近でこの話題出してるんですね、なんか時事ネタみたいになってしまった💦)
世界にひとつだけの花っていう歌がありますよね。「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」「どうしてこうも比べたがる?ひとりひとり違うのにその中で一番になりたがる?」っていう歌詞が印象的で、ここの解釈にはいろいろあると思いますが、ぼくはこう考えています。
『ひとりひとり違いが顕著にあるもので比べることなんてできないし、ましてやその中で1番になろうと他人を蹴落とすのはおかしい。ルールや採点が明確なものはナンバーワンを目指して競争してもいいけれど、ナンバーワンにならなかったからといって価値がない人なんていない。』
なんでこんな話をしてるかというと。どんな世界にも競争はつきものだけど、お互いをリスペクトするからこそ、勝ち負けだけではない価値が出てくるだろうし、平然と好き嫌いが言える気がするんだよなぁという独り言がいいたいから。
法人や団体としてこだわりがあればあるほど、同一業界で似たような活動をしている別法人・団体のことがとても気になってきます。その中には、素敵だなと思う考え方・活動もあれば、嫌いだなと思うものもいろいろあります。「あの団体に認められないから、自分たちはダメな人間なんだ」とか、「なんでわたしたちがあの団体に紹介してもらえないんだ、お高くとまりすぎなんじゃない?」とか。そういう思考になるのもわからなくはない。
けれど、広く見れば、同じ社会課題やテーマに取り組む仲間だし。そこらへんは、ポジショニングやポリシーが違うだけなんだから、お互いリスペクトしあって、社会の中で選択肢が増えていることを良しとすればいいだけなのになーと。
好き嫌いがあることは悪くないこと。でも、嫌いを一方的にぶつけるのは良くないこと。好きをとことん贔屓にするのは良いこと、だとぼくは思いますが、みなさんはどうですか?